2023年02月14日

#総合内科専門医2023 に向けて1

色々な先生の2022年度の試験対策を見て、自分なりにまとめてみました。

@基礎知識
問題数:200題
一般問題(50/200題):専門的であっても必須の知識や判断力を問う問題
臨床問題(150/200題):年齢、性別を記載して実施形式で症例を示し、設問に答える問題
→無印専門医より、臨床問題の割合が多いのが特徴。無印では効果が高いとされる「Quickcheck(イヤーノートのおまけ)」があまり必要ないのでは?という論拠とされる。
→どうも得点も臨床問題の方が高いようだ。UPDATEな一般問題を落としても、合格出来るようになっている?
→SOAPの流れが大事、各疾患のAのための診断基準項目、Pのための初期治療・標準治療をしっかり押さえる。

試験時間:
第1時限 : 9時〜11時
第2時限 : 12時〜14時
第3時限 : 14時40分〜16時40分
→2時間で66問。一般問題13問と臨床問題50問か。
→一般問題は30秒程度で解く必要がありそう。

分野:総合内科を含めた内科の10分野
「消化器」「循環器」「内分泌・代謝」「腎臓」「呼吸器」「血液」「神経」「アレルギー・膠原病」「感染症」「総合内科(と採点開示の項目上はなっているがここに救急も含まれる?)」
→「総合内科(救急)」の問題が若干少ないほかは、ほぼ均等に各分野から出題されている?科目ごとの力の入れ方に注意。
→呼吸器が毎年やたら多いと言われるのは、おそらく「循環器」「アレルギー・膠原病」「感染症」「総合内科(救急)」の一部に呼吸器系の問題が入っているからのような気がする。

出題方式:Multiple Choice Question〈MCQ〉を使用してのマークシート方式
出題範囲:「内科専門研修カリキュラム(=出題基準)」に準拠するものとし、到達レベルのグレード「A〜C」から出題
出題内容:原則として「標準的内科学教科書」、「日本内科学会雑誌」および「内科救急診療指針2022」に掲載されている内容
難易度:従来の総合内科専門医試験と同等レベル

合格条件:
@総得点60%以上
A「一般」「臨床」と内科10分野の12の区分けのうち−2σ(標準偏差)が1つまで
→UPDATEの区分けが消えたようだ。確実に解ける問題を拾うことが大事か?

https://www.naika.or.jp/nintei/exam/new_sogonaika_senmoni_shiken_gouhi/
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posted by salinejapan at 16:35 | TrackBack(0) | 総合内科専門医 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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